ワーモス製のネックをメーカー不明のクレイマータイプのボディに組み込んだ5150タイプです。
昔フランケンギターズが似たようなものを作っていた記憶があるのでこれもそうなのかもしれませんが
ネックにワーモスの刻印がある以外はそれらを示すものが無いので出所不明のコンポーネントギターとします。
ボディは恐らくアルダー、塗装やルーティングは丁寧なのでプロによるものだと思われます。
ネックはメイプルでオイルフィニッシュ(Kramerのデカールが貼られていますがワーモス製）
PUはサスティナードライバーとフェルナンデスのVHと思われるものが載せられています。
コントロールは1Vol、3Way、サスティナーの出力調整、オンオフ、3モードスイッチ。
元々ついていたフロイドローズからフロイドローズスペシャルにブリッジを交換したようで
サイズが合わずブリッジキャビティから微妙にはみ出してしまっているため
アーミング時に引っかかりがあり弦高も現状ではこれ以上下げることができません。
ボディエンド側のヒートンがどこかにぶつけたのかやや曲がっています。
外観はもともとレリック加工がしてあるため後からついた傷は分かりません。
フレットは9割近く残っておりネックの反りも問題ありません。
質の良いコンポーネントなので調整・修正して使われる方いかがでしょうか。
付属品は汎用のハードケース(端部分に一箇所変形あり）、アームです。
以上の説明を理解いただきノークレーム・ノーリターンでお願いします。（2022年 6月 15日 9時 43分 追加）あらためて調べたところやはりフランケンギターズが製作した5150でした。各部の特徴、ラインパターン、レリックが完全に一致しているためこちらのものと同一個体です。その前には別のネックが組まれており最終的に現在のワーモスネックで組みなおし販売されたようです。ボディはアルダーではなくメイプル、PUはVH-401、ブリッジが予想通り交換されています。