TOP HAT Club Deluxeです。名のとおり、fender deluxeを意識した作りのポイントトゥポイント。日本ではマイナーですが、アメリカではわりとポピュラーなアンプです。９０年代の初期物で、ロゴも現在とは異なっています。きちんと真面目に作られたアンプだな、と感じられるピュアで反応の早いサウンドが特徴。MATCHLESSテイストが入ったFenderサウンドといった感じです。音圧が非常にあり、ドンと前に飛んでいく感じはMATCHLESS譲りな感じですね。6V6が２本、サイズ的には非常に便利でスタジオ、ライブなどシーンを選びません。スタジオでもVol１２時で十分ですのでクリーンに余裕もあります。マグナカート等があれば電車で運べるほどのサイズですので、持ち運びのできるマイアンプとしては最高の一台ではないでしょうか。神田商会の正規品の定価で４０万弱、こちらは正規代理店が出来る前の個体ですので１２０V仕様です。スピーカーはEMINENCEのMAN O WARが搭載されています。歪みが得意なスピーカーのように見受けられますが、３００Wまで対応していますのでヘッドルームが広い分、クリーンがきれいに出力される印象です。外観はそこそこ年代物ですので傷等は多数あります。が、使用に関する部分では全く問題のない状態です。末永くお使いいただければと思います。